注文住宅で和室を設けるメリットとデメリットを紹介します!
2021/07/04
注文住宅で和室を設けるメリットとデメリットを紹介します!
注文住宅を作る際に、和室を設ける人が増えています。
和室を作ると、どんなメリットがあるのでしょうか。
また、和室にはデメリットもあるので、併せてご紹介しましょう。
□和室のメリットとは
和室には、以下のようなメリットがあります。
*リラックスできる
畳は日本家屋独特のものです。
そのため日本人には、畳の雰囲気が落ち着くという方も多いのではないでしょうか。
特に、畳の原料のイグサの香りを嗅ぐと、リラックス効果が期待できます。
また、イグサには湿度を調整する作用があるため、畳を取り入れた和室では、部屋の湿度がちょうどいい度合いに保たれます。
さらに、和室は柱や梁などの木材がむき出しになっている造りも特徴的で、木のぬくもりによる癒しの効果もあります。
このように、和室は老若男女が快適に過ごせる空間となります。
*客間や寝室になる
和室は、急な来客を通す客間として活躍します。
また、大きくなり巣立っていった子供が、孫たちを連れて帰ってきたときも、和室を寝室として活用できます。
このような使い方は洋間ではなかなか難しいものです。
*けがをしづらい
和室は畳が敷いてあるので、フローリングの洋間と違って、怪我をしにくいのもメリットと言えるでしょう。
特に小さな子供やご高齢の方がいるご家庭では、万が一転倒したとしても安心です。
□和室のデメリットとは
このようにメリットがたくさんある和室ですが、以下のようなデメリットもあるので注意が必要です。
1つ目は、張り替えなどメンテナンスが必要なことです。
和室は畳や襖、障子などを使っているので、定期的に張り替えやメンテナンスが必要です。
これは、洋間にはないデメリットと言えるでしょう。
2つ目は、汚した時の掃除が大変なことです。
フローリングの洋間なら、何かこぼしても水ぶきすればいいので簡単ですが、和室で何かこぼすと、畳の目に入ってしまうので掃除が大変です。
3つ目は、ほかのスペースが削られることです。
家の敷地面積に余裕がない場合は、洋間だけでまとめるほうが作りやすくなります。
スペースが限られているのに無理に和室を作ると、他の必須のスペースを削ることになってしまいます。
□まとめ
今回は、注文住宅における和室のメリット・デメリットをご紹介しました。
注文住宅に和室を作ると、リラックスできるだけでなく、急な来客にも対応できます。
しかし、和室は畳や襖、障子の張り替えが必要な上、フローリングと違って掃除が大変です。
メリットとデメリットを踏まえた上で、一緒に理想の住宅を計画していきましょう。
いつでもお気軽に当社までご相談くださいね。