注文住宅のキッチンで失敗しないために!失敗例をご紹介!
2021/07/27
注文住宅のキッチンで失敗しないために!失敗例をご紹介!
注文住宅を建てるなら、キッチンも好みのレイアウトしたいものです。
とはいえ、自分の好みを詰め込みすぎると、使い勝手が悪いキッチンになってしまうこともあります。
キッチン作りで失敗しないためには、あらかじめ失敗例を知っておくことが大切です。
ここではキッチンの失敗例を紹介するとともに、キッチンの動線についても考えてみましょう。
□注文住宅のキッチンの失敗例
*仕切りや壁を作らなかったために使いにくくなってしまった
オープンキッチンの場合は、調理中の熱がリビングに広がり、家族みんなが暑い思いをすることがあります。
また、キッチンに仕切りや壁がないと、冷暖房の効率が悪くなり、料理や生ごみの臭いが家の中に広がることもあります。
さらに、開放的なキッチンにしようとオープンキッチンにしたが、突然の来客時に片付いていないキッチンが丸見えになってしまったなどの失敗があります。
冷暖房効率がきになる場合は、オープンキッチンではなく間仕切りやドアでキッチンを区切りましょう。
においが気になる場合は、レンジフードと換気扇を両方設置して併用することで対策になります。
*キッチンの生ゴミを玄関まで持って行くたびに廊下が汚れてしまう
キッチンに勝手口がないために、生ゴミを玄関から運び出さなければならず、廊下が汚れてしまうことがあります。
キッチンに勝手口があれば、ゴミの日までの間勝手口の外にゴミを一時保管することもできます。
食料品を大量に買った場合なども、勝手口から搬入すれば楽に冷蔵庫やパントリーに片付けられるので非常に便利です。
*ベビーゲートの設置面を作り忘れて、取り付けられなくなってしまった
小さいお子様にとって、キッチンは危険がいっぱいです。
そのため、まだお子様が小さい場合はキッチンに入らないように、ベビーゲートの設置が必要です。
ベビーゲートの設置のためには、設置するのに必要な幅と設置面を確保しなければなりません。
しかし、そのことを考慮せずにキッチンを作ってしまい、ベビーゲートを取り付けられないという失敗例です。
小さなお子様がいるご家庭では、ベビーゲートをどこに設置するのかを考慮した上で設計しましょう。
キッチンのほかにも、階段の入り口などに設ける方もいらっしゃいます。
*設置した収納が使いづらかった
キッチンは、デザインよりも家事の効率を最優先して収納を選びましょう。
デッドスペースをなくすために、上の方にも収納棚をつけたが、手が届かなくて使わないといった失敗があります。
頻繁に使うものは、胸よりも下に収納できるように収納スペースを確保しましょう。
また、パントリーを設ける場合にも、一目で何があるのか把握でき手が届くところに荷物を置けるよう、奥行きが浅いものを選ぶようにします。
□キッチンは動線が重要
キッチンを使いやすくするには、動線を考慮する必要があります。
主婦は、料理だけをしていればいいのではありません。
料理しながら、同時に他の家事もこなさければならないのです。
そのため、キッチンと洗濯場、勝手口、物干し台など、家事に必要な場所まで、スムーズに動けるかどうかが重要になります。
また、最近はオープンキッチンが流行っていますが、料理しながら家族と談話できるメリットがある一方で、リビングからキッチンが丸見えなので、来客時には注意したいものです。
□まとめ
今回は、注文住宅でよく見られるキッチンの失敗例と対策をご紹介しました。
注文住宅でこだわりのキッチンを作りたいなら、キッチンの失敗例を知っておくことが大切です。
毎日何回も使うキッチンは実用性が重視されるため、見た目のオシャレさを優先すると失敗することがあります。
また、実用性は料理をする方によっても人それぞれなので、まずは設計のプロにお気軽にご相談ください。