リノベーションのメリットとデメリット

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必見!リノベーションが人気の理由は?

2021/08/07

近頃の傾向としてリフォームやリノベーションをする方が多くなっているように感じます。

リノベーションとは?なぜリノベーションなのか?

そしてその設計や工事の難易度はかなり高く、希望に合うようにするにはどうすればいいか、少しでもヒントになるように概略的にメリット、デメリットを紹介したいと思います。

リノベーションとは?

1.そもそもなぜリノベーションなのでしょう

中古住宅を購入する場合は別として、本来リノベーションはこれまで過ごしてきた中で大切な部分を残し受け継いでいくことです。親の世代に建てたもの、あるいは今までの生活の中で積み重ねてきた大切なもの、その歴史を断ち切ることなく快適な住みやすい家として改造することです。

大切な思いを引き継ぐからこそリノベーションなのです。

もちろん中古住宅についても自身の思いに近いものを選定し、改造することでより快適になるので意味のあるリノベーションになります。

2.今、どんなリノベーションが多いのでしょう

耐震性や断熱性能を強化しつつ、今後の生活スタイルを維持していくための改造が多く見受けられます。

つまり安心と快適性がキーワードになります。

ではどんなメリットやデメリットがあるのでしょう

リノベーションのメリットとデメリット

リノベーションのメリット

1.これからの生活に合わせた形に改造できる

新築の場合はその物が存在しないのでなかなかイメージしづらいですが、今まで住んできた家だからこそ自身の生活を具体的にイメージすることができるので今までの生活を振り返り生活し辛い部分を直すことができる。また多くの場合新築当時から生活環境やスタイルも変わってきていることが多いので、今までと変わってない部分はそのままで、変化している部分は直すといった風によりこれからの生活に合わせた形にできるのです。例えばほとんど使われなくなった和室の2間続きをひと部屋の広々としたリビングにしたり、北側の暗い場所にある台所を南の部屋と一体にして明るく使いやすくしたり、、といった具合です。

2.中古住宅はエリアや立地、好みの物件を選択できる

中古住宅を購入してリノベーションする場合は住みたいエリアや立地条件も自由に選択することができます。また多くの選択肢の中から」予算に応じて自分の生活スタイルや好みのデザインに改造しやすい物件を選択することができます。

2018年宅地建物取引法の改正により建物の状況説明をきちんと受けられるようになりましたので以前より購入しやすくなってこちらの選択肢は今後もっと増えるのではないかと思われます。

3.新築と比較するとコストを低くできる

床面積や仕上げ等、同じ条件で新築する場合と比較するとリノベーションをした方がコストは掛かりません。リノベーションの規模や方法によっても違ってきますので一概には何パーセントということは言えませんが、基礎や構造体は既存(場合によっては補強をしながら)を使用しまたり、既設のままでいい部分があったりしてその分コストはダウンできます。

中古を購入してリノベーションする場合は選ぶ物件によりますが、なるべく自分の理想に近いものを選択し、改造部分を最小限に抑えればコストダウンはできるでしょう。

リノベーションのデメリット

1.築年数によっては耐久性(耐用年数)が短く不安

建物の状況をしっかり調査したうえで構造体や外壁、屋根などの健全性を見極めつつ改修を行わなくてはなりません。その分設計や工事にかなり神経を使わなければなりませんが、そうすることで耐久性は確保されると考えます。そうしたデメリットをわかった上で対策を講じる必要があります。 特に耐震性については1981年6月以降に新耐震基準が適用されそれ以前の建物は耐震性に問題があるとされています。ただ、耐震診断等で耐震性を確認して相応の補強をすれば問題は回避されます。新耐震基準の適用以降であっても建物によっては問題がある場合もありますので一応耐震チックをすることをお勧めします。また、建物の築年数と建物の劣化具合の状況は必ずしも一致はしませんのでしっかりとした状況調査が必要になってきます。

2.中古住宅を購入する場合の不安

中古住宅を購入するとなった時、建物の劣化具合等の状況が分かりにくいということがあり不安になります。ただ、現在は第三者の既存住宅状況調査技術者による調査をして購入判断ができるようになりました。またそれを利用して以降の維持管理も可能です。それと既存住宅売買瑕疵保険というのがあり中古物件に万一のことがあっても保険で瑕疵の補修費用を賄うことができるようになりました。

3.設計や施工にかかる時間が相応に必要

これは当たり前のことと考えてください。建売やマンションのようにすぐ住めるわけではありません。理想の住まいにするためには計画や設計段階でじっくり検討し、打合せを重ねながらつめていくことが必要です。これから生涯何十年も住むわけですから質の良いものを作っていただくために工事の期間も十分とることが大切です。

なかには住みながら家の一部の工事(水廻りや耐震補強など)を行う場合もありますがその時に職人さんの出入りがあり騒音も発生します。お互い気を使い、数ヵ月は我慢を強いられますが理想を実現するためにはここを乗り切ることが必要です。人によってはそこを楽しんでいる方もいらっしゃいますが、、、^^。

4.リフォームローンは金利が高くなる傾向がある

リフォームローンを利用する場合、一般のローンより金利が高くなる傾向があります。また中古住宅やマンションを購入してリノベーションを行う場合は購入後の工事となりますのでローンの返済はすでに始まっています。そういうことを考慮して資金計画をたてなければなりません。

そこで一定の条件を満たせばローン金利が引き下げられる優良住宅取得支援制度(フラット35S)というものがあります。また、住宅リフォームを対象とした税の優遇措置や耐震補強工事を行う場合(1981年6月以前の建物)の補助金制度などもあります。

ただ、時期により制度がなくなったり、新しい制度ができたりしますので具体的に計画する時に確認が必要になります。

リノベーションの施工例です

築120年の建物です

                リビングbefore

                                                                リビングafter

長く住んできた建物というのは空気に歴史を感じます。そこには理屈では言い切れない思いが詰まっています。さらに歴史を重ねていくためのリノベーション、今までの思いの上にさらに心地よさを重ねていく、そこに住まう人のリズムが進化して温かさが増していくのでしょう。

 

 こちらはリノベーションサイト

 

 

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