住宅の耐震性について!土岐市で注文住宅を設計するアンドウ設計事務所が解説!

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住宅の耐震性について!土岐市で注文住宅を設計するアンドウ設計事務所が解説!

2020/08/20

住宅の耐震性について!土岐市で注文住宅を設計するアンドウ設計事務所が解説!

「注文住宅を検討しているけど、地震が起きたときの対策がわからない。」
「地震に強い住宅を作りたい。」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
しかし、住宅の耐震性について詳しくない方も多いですよね。
そこで今回は、土岐市の方に向けて、住宅の耐震性について紹介します。

 

□耐震性の基準と耐震等級

地震に強い住宅を作ろうと思っても、耐震性の基準について詳しい方は少ないのではないでしょうか。
耐震性の基準をしっかりと理解しておくことで、安心安全な住宅を建てることができます。

耐震基準は「建築基準法」で守るべき耐震性能の基準として定められており、1981年6月以前のものを旧耐震基準、それ以降の建物は新耐震基準で建てられています。

2000年には1度改正され、さらに耐震基準が強化されました。

耐震等級は「品質確保に関する法律」で2001年に施行されました。これは耐震性能の指標を示すもので、任意の法律です。

耐震基準は最低限人命を守ることを目的としていますが、耐震等級は人命に加えて住宅の損壊をなるべく小さくすることが目的です。

地震が多い日本では、しっかりとした耐震の基準が設けられています。この基準を満たした住宅の設計がとても重要です。

 

□耐震を高めるための3つの構造(工法)

1つ目は、揺れに耐える耐震構造です。
耐震構造とは、壁や基礎部分、建物自体を頑丈にして、地震の揺れに耐えられるようにする構造のことを指します。
現在、一戸建ての多くはこの構造を採用しています。

柱と柱の間に筋交いと呼ばれる斜材や構造用合板という面材を張るなどの補強を施すことによって建物の揺れを抑え、地震に耐えられる構造にすることです。

2つ目は制震構造です。

建物の壁の中に揺れを吸収する装置を取り入れた構造のことを指します。

風の揺れに強いといわれており、制震部材が地震のエネルギーを吸収するため、地震による被害を抑えやすいといわれております。

3つ目は免震構造です。

この構造は揺れを伝えないことが特徴です。
建物と土台の間に備えられた免震装置が地震の揺れを吸収して、揺れを建物に直接伝えないようにする構造のことを指します。
一戸建てで使用することは少ないですが、マンションではよく採用されているのが特徴です。

 

□地震に強い住宅づくりの注意点とは

耐震性の基準についてわかったところで、次は地震に強い住宅づくりの注意点を紹介します。
耐震性を高めるためには、住宅の耐震性だけでなく地盤の強度も重要です。
土地の地盤にも強度があり、場所によって変わります。
弱い地盤の土地はできるだけ避けるようにしたいですが、相応の補強をすれば回避はできます。
打ち合わせの段階でどういった工法で耐震性を高めるかを確認いただき、
金額的なことも含め、納得いくまで検討することをおすすめします。

 

□まとめ

今回は、土岐市の方に向けて、住宅の耐震性について紹介しました。
耐震性の基準と耐震等級、耐震を高めるための3つの構造(工法)があることをおわかりいただけましたでしょうか。
地震に強い住宅づくりの注意点を押さえた上で、住宅づくりを進めていきましょう。
注文住宅に関してお悩みの方は、ぜひ当社までご相談ください。

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