居心地のいいキッチンにリノベーションしよう!開放的なキッチンスペースの6つのスタイル

お問い合わせはこちら

ブログ

居心地のいいキッチンにリノベーションしよう!開放的なキッチンスペースの6つのスタイル

2021/10/02

キッチンは作業が効率よくできる機能的な空間であることに合わせ、気持ちよく過ごせる空間でありたいものです。

この両方の微妙なバランスを検討するためにプランニングには十分時間をかけて後悔しないようにしたいですね。

とことん自分自身を再確認し料理やおもてなしのスタイルなど自分の好みに応じた、生活や予算に見合った現実的なプランを立てれば、いつでも楽しく料理ができ何時間でもそこに居たくなる素敵なキッチンが生まれることでしょう。

最初にすべきこと

3つの基本要素

最初に考えることはシンク、コンロ、冷蔵庫という3つの基本要素をどう配置するかです。

これらを上手に配置して、安全で使いやすい作業スペースをつくるには、直線上に並べるか緊密なワークトライアングルにまとめるかですが、いずれにしてもこれらを5~7メートルの範囲を超えないようにするのがポイントです。

また、料理に必要な食品や食器などの道具類の収納スペースも考えておく必要があります。

リノベーションの場合、ワークトライアングルは部屋の形状の中でキッチンの大きさや形によっておのずと決まってくる場合が多いのですが、その中でいろいろな工夫はできます。

独立したキッチンスペースの場合の2つのプラン

その1.| 狭くて細長い部屋の場合のプラン 

長手方向の壁の一方に3メートル以上は必要ですが、長くても6メートル以内になるように冷蔵庫、シンク、調理台、コンロを直線上に並べます。

その場合ダイニングとの関係性によって配膳スペースや食器棚を考慮する必要があります。

例えば部屋の前面の向こうがダイニングの場合、可能であれば開口を設け、ダイニング側へ配膳できるようにする。壁がそのままであれば調理台を少し大きめにして配膳台を兼ねるようにする。食器は配膳近くの調理台の下かすぐ上の吊戸棚の最下部の手の届くところからよく使う食器をすぐ出せるようにしておく、といった具合です。

その2.| ある程度巾を確保できる部屋の場合のプラン

平行なふたつの壁沿いにそれぞれのカウンターを作るように、一方にはシンク、調理台、を並べ反対側にコンロ、配膳台、冷蔵庫といった具合に壁の長さや最善のワークトライアングルを考えながら配置をします。

この場合お互いのカウンターの間隔はカウンター下の収納や引き出しが使いやすいように0.9メートルから1.2メートルは確保したいですね。

開放的なキッチンスペースの6つのスタイル

リビングダイニングと一体空間

その1.| 最もリーズナブルなI型スタイル

ダイニングの一面に冷蔵庫、シンク、調理台、コンロを直線上に配置したものがI型スタイルです。場合によっては冷蔵庫は横の壁に置く場合はありますが、、

このスタイルが費用的には最もリーズナブルになります。

最も普及している長さはシンク、調理台、コンロが組み込まれて2.4~2.7メートルのものです。

キッチンを使わない時はアコーデオンドアや引込み建具とかで目隠しするという考え方もあります。

このスタイルは壁の方に向かって作業することになり、部屋や家族の方が見えないので作業中のコミュニケーションがとりづらいというデメリットがあります。

ただ、もし壁側に窓があり外の景色を見ることができれば違った楽しみ方ができますね。(外の景色がいい場合ですが、、)

その2.| 小さな部屋ならL型スタイル

このレイアウトではワークトライアングルは2面にかこまれている形になり、ある程度小さい部屋でも可能なものです。

ダイニングとの組み合わせも比較的容易にレイアウトできます。

ただ、テーブルを置く位置は窮屈感を感じないよう、ゆったりとした雰囲気を保ちながら、作業エリアに無用な障害物がはみ出さないように慎重に決めなければいけません。

その3.| 動線が短いU型スタイル

このレイアウトはある程度広い設置スペースが必要になるので全体の部屋の広さをみてリビングダイニングとのバランスで設置可能かどうかが決まってきます。

一体空間の中でのキッチンの独立性がありつつ、家族とのコミュニケーションが比較的容易なレイアウトです。

ワークトライアングルは3面で、動線が短くなり作業効率がいいので料理好きな方には良いレイアウトです。

ただ、何人かでわいわいしながら料理するのには不向きかもしれません。

その4.| 部屋側のキッチンカウンターをスッキリさせたいならⅡ型スタイル

シンクスペースとコンロスペースを分けて設置したスタイルのもので、このレイアウトもある程度広いスペースが必要になります。

コンロスペースは窓側、シンクスペースを部屋側に前後に置く、またシンクスペースはアイランドスタイルでコンロスペースは右か左の壁側に置くといった風に部屋の大きさやダイニングスペースとの関係によっていろいろな配置が考えられます。

壁側にコンロを設置して、吊戸棚を設けると部屋側のシンクスペースにはフードが無くなり吊戸棚を無しとすれば天井の設置物が無い状態になるので部屋全体がスッキリ広く感じます。

ワークトライアングルはU型と同様に作業動線は短くなり作業効率がいいのとシンクスペースをアイランドスタイルにすれば何人かでわいわいしながらの料理も可能になります。

その5.| みんなで楽しみたいならアイランドスタイル

家族や友人が集まって会話や食事を楽しむことが好きならこのスタイルは理想的な形です。みんなで一緒に調理をしたり、片づけたりホームパーティーには最適です。

巾広のユニットにしてテーブルにグラスを置いてちょっと腰かけられるスツールを置けば素敵な時間を過ごせます。ただ、スツールを置くところは膝が楽に入るように本体の壁を奥に引き込ませたタイプにして下さい。

そのほかに、実用的な配膳スペースとしてビュッフェ形式のおもてなしもできますね。

このスタイルは独立していますので、必ずコンセントを設けジューサーなどの電気器具を手元のコンセントで使えるようにしておいた方がよいでしょう。

またテーブル面には飾りつけ程度のもの以外は置かないように常にきれいにしておきましょう。下には広い引き出しや戸棚があり、たくさん収納もできますので上手に収納してきれいなキッチンを保つことが大切です。

その6.| 限られたスペースで開放感を求めるならペニンシュラスタイル

キッチン本体の左右どちらかが壁に接している対面キッチンで、特徴はアイランドスタイルに近いものですが、壁に接している分解放感は少し劣ります。

ただ、これがメリットでもあります。片側が壁に接している分、ある程度限られたスペースでも設置ができます。また、調理の手元を見られたくない人にとっては壁を利用して目隠しもできます。

アイランドスタイルも同じことが言えますが、油はねや、水はねがあるのでいつも掃除はきちんとしていなくてはいけません。コンロ前に防護ガラスや壁を設置することはできますので油はねがダイニングまでいくことは防げますが、そのガラスや壁は常に掃除が必要です。

写真はペニンシュラスタイルとは少し違います。

 

コンテンポラリーということ

現代的スタイル

「真に現代的なスタイルは常に独創的です。もの真似でない自分だけのスタイルを生み出すものは、豊富な専門知識と経験、そして絶対的な自信です」

かつてそんなことを言っている人がいました。

そこには妥協はひとつも存在しません。古くからある固定観念を捨て去り、独創的な方法で素材と仕上げを選びインパクトを与える。細部に至るまでひとつひとつ吟味をして、余分なものをそぎ落としどこを見てもこれしかないというものにするまで完璧を目指すこと。

人によって合う合わない、好みもありますが、

現代的なスタイルの合う人が心地いいというのは、

清潔で明るく開放的、創造的で静かで簡素、

そんなキーワードです。

ユニークなキッチンを作りたいと思ったら、

そこに建築家やデザイナーに参加してもらい

理想的な協力関係を築くこと、

お任せはするのだけれど、

自分がその中にしっかりと関わる、

その結果どこにもない自分だけのものができます。

 

施工事例

古民家の場合

before

after

どうでしたか?

コメントがあればお寄せ下さい。

自分だけのスタイルを作りたいのなら全力で協力させていただきます。

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。