約築120年の建物の耐震改修その7!!

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約築120年の建物の耐震改修その7!!

2020/02/05

耐震補強部分の工事がほぼ終わり内装下地組みの真っ最中です。

既存にある黒い柱や梁、黒ずんだ土壁、ところどころにあるほぞ穴などは現在の住人を含め120年以上暮してきた人たちの歴史そのものです。そこに作っても作れないこの建物の奥深い空気感があります。先人の思いが詰まった包み込んでくれるようなあたたかさを無くさないよう心して改修しなくては、、ですね(^^。まだ歴史は続いていくのですから、、、

約築120年の建物の耐震改修その7!!

吹き抜けの竹天井や梁はそのまま残します。120年以上もの月日を重ねた素材は作ろうにも作れない貴重なものです。

水平構面補強合板の上はロフトとして利用します。立っても頭が当たらないくらいの高さが取れました。

キッチン上の吹き抜けです。薪ストーブの煙突予定の穴とキッチンフードのダクト用の穴です。

 

計算上2階に当たる部分はほとんど既存の土壁があるので、バランスを考慮して厚みの薄いスジカイで補強をしています。上部に鋼製火打梁が見えます。ここは天井裏で隠れるところです。

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